解答・解説
危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法
問1 正解:(3)
第2類危険物は可燃性固体であり、比較的低温で着火しやすく燃焼速度が速い特徴があります。それ自体が燃える点で、自身は不燃性の第1類・第6類とは異なります。すべて固体です。
問2 正解:(4)
第2類危険物は還元剤(可燃物)であるため、第1類・第6類のような酸化性物質と混合すると激しく燃焼・爆発する危険があります。酸化剤との接触を避けることが火災予防の基本です。
問3 正解:(2)
硫化りんには三硫化りん(P4S3)・五硫化りん(P2S5)・七硫化りん(P4S7)があります。三硫化りんはマッチの原料です。いずれも水と反応して有毒な硫化水素(H2S)を発生するため、水との接触を避けます。
問4 正解:(1)
赤りんは比較的安定な物質で、約260℃で発火します。黄りんは第3類(自然発火性物質)に分類され、第2類ではありません。この区別は頻出です。赤りんの粉じんは爆発の危険があります。
問5 正解:(3)
硫黄の融点は約113℃であり、360℃で発火します。燃焼すると有毒な二酸化硫黄(SO2)を発生します。粉じん爆発の危険もあるため、微粉の飛散に注意が必要です。消火には水または泡が有効です。
問6 正解:(4)
鉄粉は第2種可燃性固体で指定数量は500 kgです(第1種:100 kg、第2種:500 kg、引火性固体:1,000 kg)。鉄粉は微粉状になると粉じん爆発の危険があり、水と反応して水素を発生することがあります。
問7 正解:(2)
アルミニウム粉と亜鉛粉はどちらも両性金属であり、酸にもアルカリにも溶けて水素を発生します。マグネシウムは両性金属ではありません。両性金属が出題される場合、アルミニウムと亜鉛がポイントです。
問8 正解:(3)
マグネシウムは燃焼温度が非常に高く、二酸化炭素(CO2)や窒素(N2)中でも燃焼します。そのためCO2消火剤は使用できません。消火には乾燥砂を使用します。水は少量だと水素を発生して危険ですが、大量の水であれば冷却効果が期待できます。
問9 正解:(4)
引火性固体は固形アルコールやゴムのりなどが該当し、指定数量は1,000 kgです。引火性固体の名称通り引火点を持つ固体であり、火気に近づけると容易に引火します。可燃性蒸気を発生するものもあります。
問10 正解:(2)
第2類危険物の消火は物質によって異なります。硫黄・赤りんには水や泡が使えますが、金属粉・マグネシウムなど禁水性の物質には乾燥砂を使います。引火性固体には泡・CO2・粉末が有効です。一律に同じ消火方法は使えません。
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