解答・解説
第1科目:危険物に関する法令
問1 正解:(3)
消防法は火災の予防・警戒・鎮圧を目的とした法律です。環境保全(選択肢1)や労働安全(選択肢4)は消防法の目的ではありません。
問2 正解:(2)
ガソリンは第1石油類(非水溶性)で指定数量は200 Lです。灯油・軽油は1,000 L、重油は2,000 Lです。
問3 正解:(4)
製造所等の設置・変更には市町村長等の許可が必要です。届出ではなく許可である点が重要です。届出で足りるのは品名・数量の変更などです。
問4 正解:(3)
丙種免状では保安監督者になれません。保安監督者に選任できるのは甲種または乙種の免状保有者です。
問5 正解:(1)
保安講習は危険物の取扱作業に従事する者が3年に1回受講する義務があります。新たに従事した場合は従事開始から1年以内に受講します。
問6 正解:(2)
指定数量以上の危険物を車両で運搬する場合、車両の前後に「危」の標識(0.3m四方)を掲示します。「火気厳禁」は貯蔵所等に掲示する表示です。
問7 正解:(4)
給油取扱所(ガソリンスタンド)ではガソリンの地下専用タンクに容量制限はありません。地下に埋設するため安全性が高いからです。
問8 正解:(1)
仮貯蔵・仮取扱いは消防長または消防署長の承認を受け、10日以内の期間で行えます。市町村長等の許可ではなく承認である点に注意。
問9 正解:(3)
定期点検の記録は原則3年間保存します。地下タンクのある施設等は定期点検が義務づけられています。
問10 正解:(2)
灯油200 L ÷ 1,000 L = 0.2、ガソリン100 L ÷ 200 L = 0.5、合計 = 0.7。1未満なので指定数量未満です。
第2科目:燃焼及び消火に関する基礎知識
問11 正解:(3)
燃焼の3要素は可燃物・酸素供給体・点火源です。水は燃焼の3要素に含まれません(消火に使うもの)。
問12 正解:(1)
引火性液体は蒸発燃焼です。液体そのものが燃えるのではなく、蒸発した蒸気が空気と混合して燃えます。
問13 正解:(4)
引火点は点火源を近づけたときに燃え出す最低温度です。発火点は点火源なしで自然に燃え出す温度で、引火点とは別の概念です。
問14 正解:(2)
油火災では泡消火剤で液面を覆って窒息消火するのが基本です。棒状の水は油を押し広げるため使えません。
問15 正解:(3)
静電気の蓄積を防ぐには接地(アース)が効果的です。流速を速くすると静電気が増加し、乾燥すると放電しにくくなるため逆効果です。
第3科目:危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法
問16 正解:(2)
第4類危険物の蒸気はすべて空気より重い(蒸気比重 > 1)ため、低所にたまります。これが引火・爆発の大きな危険要因です。
問17 正解:(4)
ガソリンの引火点は約−40℃です。常温(20℃)をはるかに下回るため、常温でも蒸気が発生し引火の危険があります。
問18 正解:(1)
灯油にガソリンが混入すると引火点が異常に低下し、灯油としての安全性が失われます。少量のガソリン混入でも非常に危険です。
問19 正解:(3)
軽油は第2石油類(非水溶性)で引火点は45℃以上です。ディーゼルエンジンの燃料として使用され、淡黄色〜淡褐色の液体です。
問20 正解:(2)
重油にはA重油・B重油・C重油の3種類があり、Cに近づくほど粘度が高くなります。A重油は流動性が良く、C重油は加温しないとポンプで送れないほど粘度が高いです。
問21 正解:(4)
動植物油類はヨウ素価が高いほど不飽和脂肪酸が多く、酸化しやすいため自然発火の危険が高くなります。アマニ油はヨウ素価が高い油の代表例です。
問22 正解:(1)
ガソリンはオレンジ色に着色されています(自動車用)。灯油は無色透明、軽油は淡黄色〜淡褐色です。色の違いで見分けられます。
問23 正解:(3)
第4石油類の引火点は200℃以上と高いため、常温での引火の危険性は低いです。ただし加熱された状態では引火する可能性があります。
問24 正解:(2)
引火性液体の消火には泡消火剤が基本です。水をかけると油が水面に広がり火災が拡大します。CO₂や粉末も有効です。
問25 正解:(4)
ガソリンは水に溶けない(非水溶性)ため、水で希釈して危険性を下げることはできません。水より軽いため水面に浮きます。
※当サイトの画像にはAI生成のものが含まれており、実際の機器・器具とは外観が異なる場合があります。問題・解答の内容には細心の注意を払っておりますが、誤りが含まれる可能性があります。学習の参考としてご活用いただき、最終的な確認は公式テキスト・法令等で行ってください。当サイトの情報に基づく判断によって生じた損害について、一切の責任を負いかねます。
内容の誤りやお気づきの点がございましたら、お問い合わせフォームよりご連絡いただけますと幸いです。正確な情報をお届けできるよう、随時修正してまいります。