模擬試験

乙4模擬試験【第6回】全35問|五肢択一オリジナル問題

全35問・五肢択一/目安 2時間/合格基準:3科目とも60%以上(法令9問・物化6問・性質6問)

当サイトのオリジナル問題です(公式の過去問題ではありません)。解き終えたら、最後の問題の下にある「解答・解説を見る」で答え合わせをします。形式と使い方の説明は問題のあとにあります。

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第1科目:危険物に関する法令【15問】

問1

消防法別表第一に、危険物の品名として掲げられていないものはどれか。

(1)硫黄
(2)鉄粉
(3)プロパン
(4)過酸化水素
(5)硝酸

問2

ガソリン100Lと軽油500Lを同じ場所で貯蔵している。ここに重油を一緒に貯蔵して、指定数量の倍数の合計がちょうど2になる重油の量として、正しいものはどれか。

(1)500L
(2)1,000L
(3)1,500L
(4)2,000L
(5)4,000L

問3

予防規程を定めなければならない製造所等のうち、指定数量の倍数による条件がないものはどれか。

(1)製造所
(2)屋内貯蔵所
(3)屋外タンク貯蔵所
(4)屋外貯蔵所
(5)給油取扱所

問4

定期点検について、正しいものはどれか。

(1)定期点検は、3年に1回以上行えばよい
(2)点検の記録は、原則として3年間保存する
(3)点検の結果は、そのつど市町村長等に届け出なければならない
(4)移動タンク貯蔵所は、定期点検の対象ではない
(5)危険物取扱者の立会いがなくても、だれでも点検を行うことができる

問5

製造所の保安距離について、対象となる建築物等と距離の組合せとして、誤っているものはどれか。

(1)同じ敷地の外にある住居 — 10m以上
(2)高圧ガスの施設 — 20m以上
(3)学校・病院・劇場など — 30m以上
(4)重要文化財などの建造物 — 50m以上
(5)使用電圧が35,000Vを超える特別高圧架空電線 — 水平距離3m以上

問6

給油取扱所に設けるタンクについて、正しいものはどれか。

(1)固定給油設備に接続する専用タンクは、地盤面上に設けなければならない
(2)廃油タンクの容量は、10,000L以下とする
(3)専用タンクの容量は、600L以下に限られる
(4)廃油タンクの容量に、制限はない
(5)専用タンクと廃油タンクは、どちらも屋内に設けなければならない

問7

移動タンク貯蔵所(タンクローリー)での危険物の取扱いについて、誤っているものはどれか。

(1)移動貯蔵タンクから他のタンクへ液体の危険物を注入するときは、原則として、注入口に注入ホースを緊結する
(2)引火点が40℃未満の危険物を他のタンクへ注入するときは、移動タンク貯蔵所の原動機(エンジン)を停止させる
(3)引火点が40℃未満の危険物でも、移動貯蔵タンクから容器へ詰め替えることができる
(4)静電気による災害のおそれがある液体を、移動貯蔵タンクに上部から注入するときは、注入管を使い、その先端をタンクの底部に着ける
(5)ガソリンを入れていた移動貯蔵タンクに灯油や軽油を注入するときは、静電気などによる災害を防ぐ措置をとる

問8

丙種危険物取扱者が取り扱うことができる危険物として、誤っているものはどれか。

(1)ガソリン
(2)灯油
(3)軽油
(4)エタノール
(5)動植物油類

問9

危険物保安統括管理者・危険物保安監督者・危険物施設保安員のうち、選任するのに危険物取扱者の免状が必要なものはどれか。

(1)危険物保安統括管理者だけ
(2)危険物保安監督者だけ
(3)危険物施設保安員だけ
(4)危険物保安統括管理者と危険物保安監督者
(5)3つとも必要

問10

移動タンク貯蔵所で危険物を移送するとき、原則として運転要員を2人以上確保しなければならない場合として、正しいものはどれか。

(1)1人の連続運転時間が4時間を超える移送、または1人の1日あたりの運転時間が9時間を超える移送
(2)1人の連続運転時間が2時間を超える移送
(3)移送する距離が100kmを超える移送
(4)夜間に行うすべての移送
(5)指定数量の倍数が10を超える危険物の移送

問11

製造所等に関する手続きと、その種類の組合せとして、誤っているものはどれか。

(1)製造所等の位置・構造・設備の変更 — 市町村長等の許可
(2)予防規程の制定・変更 — 市町村長等の認可
(3)指定数量以上の危険物の、10日以内の仮貯蔵・仮取扱い — 消防長または消防署長の承認
(4)製造所等の譲渡・引渡し — 市町村長等の許可
(5)変更工事中の、工事に関係しない部分の仮使用 — 市町村長等の承認

問12

製造所等に共通する貯蔵・取扱いの基準として、誤っているものはどれか。

(1)危険物が残っているおそれのある設備や容器を修理するときは、安全な場所で、危険物を完全に除去してから行う
(2)貯留設備や油分離装置にたまった危険物は、あふれないよう随時くみ上げる
(3)可燃性の蒸気が漏れたり滞留したりするおそれのある場所では、火花を発する機械器具や工具を使わない
(4)保護液の中に保存している危険物は、状態を確かめるため、定期的に保護液から露出させる
(5)危険物を入れた容器は、みだりに転倒させる、落とす、衝撃を加える、引きずるなどの粗暴な扱いをしない

問13

外壁が耐火構造で、延べ面積が300m²の製造所の建築物について、消火設備の所要単位として正しいものはどれか。

(1)2所要単位
(2)3所要単位
(3)4所要単位
(4)6所要単位
(5)30所要単位

問14

製造所等(移送取扱所を除く)を設置するときの許可について、正しいものはどれか。

(1)消防本部と消防署を置く市町村の区域では、その市町村長が許可する
(2)消防本部と消防署を置く市町村の区域では、その消防長が許可する
(3)消防本部と消防署を置かない市町村の区域では、その市町村長が許可する
(4)どの区域でも、都道府県知事が許可する
(5)どの区域でも、総務大臣が許可する

問15

危険物を運搬容器に収納し、車両に積むときの基準として、誤っているものはどれか。

(1)運搬容器の外部への品名や数量の表示は、指定数量以上を運搬するときに限って必要である
(2)液体の危険物は、容器の内容積の98%以下の収納率で、55℃の温度でも漏れないよう空間容積をとって収納する
(3)固体の危険物は、容器の内容積の95%以下の収納率で収納する
(4)運搬容器は、収納口を上方に向けて積む
(5)運搬容器を積み重ねるときは、高さを3m以下にする

第2科目:基礎的な物理学及び基礎的な化学【10問】

問16

物質と、その主な燃焼の形の組合せとして、誤っているものはどれか。

(1)木炭 — 表面燃焼
(2)木材 — 分解燃焼
(3)硫黄 — 蒸発燃焼
(4)コークス — 分解燃焼
(5)ニトロセルロース — 自己燃焼(内部燃焼)

問17

引火点・燃焼点・発火点について、正しいものはどれか。

(1)発火点とは、点火源を近づけたときに燃え始める最低の液温をいう
(2)燃焼点とは、点火した後も燃焼が続くのに必要な最低の液温をいい、一般に引火点より少し高い
(3)同じ物質では、発火点のほうが引火点より低い
(4)液温が引火点より低くても、点火源があれば必ず引火する
(5)液温が発火点に達していても、点火源がなければ燃え始めない

問18

ある可燃性蒸気の燃焼範囲は 1.4〜7.6 vol% である。次の蒸気と空気の混合気体のうち、点火すると燃焼するものはどれか。

(1)蒸気 0.5L と空気 99.5L
(2)蒸気 1L と空気 99L
(3)蒸気 5L と空気 95L
(4)蒸気 10L と空気 90L
(5)蒸気 20L と空気 80L

問19

一定量の気体が、27℃・1気圧で 6.0L の体積を占めている。この気体を 127℃・2気圧にしたときの体積として、最も近いものはどれか。

(1)2.25L
(2)3.0L
(3)4.0L
(4)8.0L
(5)16.0L

問20

ガソリンの体膨張率を 1.35×10⁻³ K⁻¹(1℃あたり 0.00135)とする。20℃で 1,000L のガソリンが 40℃ になったときの体積の増加量として、最も近いものはどれか。

(1)0.27L
(2)1.35L
(3)2.7L
(4)13.5L
(5)27L

問21

エタノールが完全燃焼するときの化学反応式 C₂H₅OH +( a )O₂ → ( b )CO₂ +( c )H₂O の a・b・c の組合せとして、正しいものはどれか。

(1)a=2、b=2、c=3
(2)a=3、b=1、c=3
(3)a=3、b=2、c=2
(4)a=3、b=2、c=3
(5)a=4、b=2、c=3

問22

「単体 — 化合物 — 混合物」の順に並べた組合せとして、正しいものはどれか。

(1)水 — 二酸化炭素 — ガソリン
(2)酸素 — 水 — 空気
(3)硫黄 — 空気 — 灯油
(4)鉄 — エタノール — 水
(5)ガソリン — 塩化ナトリウム — 空気

問23

消火剤と、適応する火災の説明として、正しいものはどれか。

(1)りん酸塩類を主成分とする粉末消火剤(ABC粉末)は、普通火災・油火災・電気火災のいずれにも適応する
(2)二酸化炭素消火剤は電気を通しやすいので、電気火災には使えない
(3)強化液消火剤は、棒状に放射すると油火災に最も適している
(4)泡消火剤は、電気火災に最も適している
(5)水は、棒状に放射すると油火災に最も適している

問24

炭素と水素からなる有機化合物の燃焼について、正しいものはどれか。

(1)酸素の供給が足りないと、一酸化炭素やすすが発生しやすくなる
(2)完全燃焼すると、主に一酸化炭素と水が生じる
(3)一酸化炭素は、それ以上燃えない不燃性の気体である
(4)二酸化炭素は、空気中でさらに燃焼する
(5)不完全燃焼のほうが、完全燃焼よりも発熱量が大きい

問25

比熱と熱容量について、正しいものはどれか。

(1)熱容量は、比熱を質量で割って求める
(2)比熱が大きい物質ほど、温まりやすく冷めやすい
(3)水の比熱は、鉄や銅などの金属より小さい
(4)同じ物質なら、質量が大きいほど熱容量は小さい
(5)比熱とは、物質1gの温度を1K(1℃)上げるのに必要な熱量をいう

第3科目:危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法【10問】

問26

第4類危険物の品名と物品の組合せとして、誤っているものはどれか。

(1)特殊引火物 — 酸化プロピレン
(2)第1石油類 — ピリジン
(3)第2石油類 — アセトン
(4)第3石油類 — アニリン
(5)第4石油類 — ギヤー油

問27

ジエチルエーテルについて、誤っているものはどれか。

(1)水より重く、水によく溶ける
(2)引火点は−45℃で、第4類の中でも特に低い
(3)燃焼範囲が広く、下限はおよそ 1.9 vol% と低い
(4)蒸気には麻酔性がある
(5)空気と長く触れていると、爆発しやすい過酸化物ができることがある

問28

メタノールとエタノールに共通する性質として、誤っているものはどれか。

(1)無色透明の液体で、水とよく混ざる
(2)引火点は、常温(20℃)より低い
(3)液体の比重は1より大きく、水に沈む
(4)蒸気は空気より重い
(5)燃えるときの炎は淡く、明るい場所では見えにくい

問29

酢酸について、正しいものはどれか。

(1)第2石油類の非水溶性液体である
(2)第2石油類の水溶性液体で、指定数量は 2,000L である
(3)無色無臭の液体である
(4)水より軽い
(5)金属やコンクリートを腐食しない

問30

軽油と重油について、誤っているものはどれか。

(1)軽油は第2石油類、重油は第3石油類である
(2)どちらも水に溶けない
(3)重油は、一般に水よりやや軽い
(4)重油は、加熱されて液温が引火点以上になると、引火の危険が大きくなる
(5)どちらも、常温(20℃)で引火するのに十分な蒸気を出している

問31

アセトン・トルエン・エタノール・灯油を、引火点の低いものから順に並べたものとして、正しいものはどれか。

(1)アセトン → トルエン → エタノール → 灯油
(2)トルエン → アセトン → エタノール → 灯油
(3)アセトン → エタノール → トルエン → 灯油
(4)エタノール → アセトン → トルエン → 灯油
(5)アセトン → トルエン → 灯油 → エタノール

問32

製造所等の屋外で、容器が倒れて灯油が流出する事故が起きた。応急の措置として、適切でないものはどれか。

(1)近くの火気の使用をやめ、火花を出すおそれのある機器を止める
(2)土のうなどで囲み、流出した灯油が広がるのを防ぐ
(3)流出した灯油を、大量の水で側溝や下水に洗い流す
(4)流出した灯油を、油吸着材や乾燥砂などに吸わせて回収する
(5)消防機関などに通報する

問33

水によく溶けるものだけの組合せとして、正しいものはどれか。

(1)アセトン・ベンゼン
(2)メタノール・トルエン
(3)エタノール・ガソリン
(4)エチレングリコール・軽油
(5)ピリジン・グリセリン

問34

危険物と、貯蔵・取扱いの注意の組合せとして、誤っているものはどれか。

(1)アセトアルデヒド — 沸点が約20℃と低く、とても蒸発しやすいので、冷所に貯蔵する
(2)二硫化炭素 — 水と激しく反応するので、灯油の中に保存する
(3)ガソリン — 蒸気が低い所にたまるので、火気を避け、通風・換気のよい場所で取り扱う
(4)アマニ油 — しみ込んだ布や紙を積み重ねておくと、酸化熱がたまって自然発火するおそれがある
(5)灯油 — 霧状にしたり布にしみ込ませたりすると、常温でも引火しやすくなる

問35

クロロベンゼンについて、正しいものはどれか。

(1)第1石油類に分類される
(2)水によく溶ける
(3)水より軽い
(4)第2石油類の非水溶性液体で、引火点は約28℃である
(5)蒸気は空気より軽い


解答・解説を見る

採点後の復習手順

  1. 第6回の解答・解説で35問の根拠を確認する
  2. 法令9問・物化6問・性質6問を科目別の目安にし、60%未満の科目を先に見直す
  3. 計算問題(問2・問13・問18〜問21)を間違えたら、計算問題の解き方で式の選び方から確認する
  4. 第5回を解き直すか、ミニテスト一覧から誤答分野を選ぶ

乙4の科目構成・五肢択一に合わせた第6回オリジナル模擬試験

このページは、乙種第4類危険物取扱者試験の科目数・問題数・選択肢数に合わせた五肢択一のオリジナル問題です。法令15問、基礎的な物理学・化学10問、危険物の性質・火災予防・消火10問の全35問を、2時間を目安に解きます。第6回は、指定数量の倍数の逆算、所要単位、燃焼範囲の濃度、ボイル・シャルルの法則、体膨張、化学反応式の係数と、手を動かして解く問題を6問入れています。第1〜5回と同じ問題はありません。

科目構成と五肢択一は実際の乙種試験に合わせていますが、消防試験研究センターが公開した過去問題ではありません。採点結果は学習上の目安として使い、合計点だけでなく科目ごとの正答数を記録してください。

科目 問数 60%の目安
危険物に関する法令 15問 9問以上
基礎的な物理学及び基礎的な化学 10問 6問以上
危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法 10問 6問以上

使い方

  1. 解答用紙を開き、印刷するか問1〜35の記録欄を用意する
  2. 2時間を目安に全35問を解き、途中で解答・解説を見ない(計算問題は、紙に式を書いて解く)
  3. 終了後に解答・解説ページで採点し、法令・物化・性質の正答数を分けて記録する
  4. 60%未満だった科目は、設問の条件と関連する内部記事を確認してから解き直す

公式情報で確認する

科目別問題数は消防試験研究センター「試験科目及び問題数」、五肢択一・試験時間・合格基準は「試験の方法」で確認できます。法令問題はe-Gov法令検索「消防法」、危険物の規制に関する政令、危険物の規制に関する規則も確認してください。

資格太郎

この記事を書いた人

「危険物取扱者への道」運営者。危険物取扱者試験を独学で学習している受験生です。免状は保有していないため、記載する内容は消防法・危険物の規制に関する政令および規則の条文(e-Gov法令検索)と、消防試験研究センターの公開情報で必ず確認してから公開しています。

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※当サイトの画像にはAI生成のものが含まれており、実際の機器・器具とは外観が異なる場合があります。問題・解答の内容には細心の注意を払っておりますが、誤りが含まれる可能性があります。学習の参考としてご活用いただき、最終的な確認は公式テキスト・法令等で行ってください。当サイトの情報に基づく判断によって生じた損害について、一切の責任を負いかねます。

内容の誤りやお気づきの点がございましたら、お問い合わせフォームよりご連絡いただけますと幸いです。正確な情報をお届けできるよう、随時修正してまいります。

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