甲種の性質(全類横断)

【甲種】性質の頻出テーマ演習!類をまたぐ複合問題と紛らわしい物質の判別

結論から言います

甲種の性質は20問出題されますが、その最大の特徴は「類をまたぐ横断問題」が出ることです。乙種では自分の類だけ覚えればよかったのに、甲種では全6類の知識を比較・判別できなければなりません。

この記事では、甲種の性質で特に狙われやすい横断テーマを5つに整理し、最後に演習問題10問で実力チェックができるようにしました。

  • 「水より重い」物質の横断比較
  • 「水に溶ける」物質の横断比較
  • 色がある物質のまとめ
  • 潮解性のある物質
  • 昇華する物質

どれも「あれ、どっちだっけ?」と迷いやすいテーマばかりです。ミニテスト「水より重い危険物」「水溶性vs非水溶性」もあわせてどうぞ。しっかり整理して、甲種の性質で高得点を狙いましょう!

テーマ1:「水より重い」物質の横断比較

甲種の試験では「次のうち水より重い危険物はどれか?」という問題がよく出ます。第4類は「水より軽い」のが基本ですが、例外がたくさんあるのがポイントです。

第4類で水より重い物質(液比重>1)

第4類のほとんどは水より軽い(液比重が1未満)のですが、以下の物質は水より重いです。これは甲種で超頻出なのでしっかり覚えましょう。

物質名 液比重 分類
二硫化炭素(にりゅうかたんそ) 1.26 特殊引火物
クロロベンゼン 1.11 第2石油類(非水溶性)
ニトロベンゼン 1.20 第3石油類(非水溶性)
酢酸(さくさん) 1.05 第2石油類(水溶性)
グリセリン 1.26 第3石油類(水溶性)
エチレングリコール 1.11 第3石油類(水溶性)

覚え方のコツは「にく(二硫化炭素・クロロベンゼン)・にさ(ニトロベンゼン・酢酸)・グエ(グリセリン・エチレングリコール)」と語呂合わせにする方法です。

身近な例でいうと、二硫化炭素はゴムの製造に使われる溶剤ですし、エチレングリコールは車の不凍液(クーラント)の主成分です。どちらも水に沈む液体ということですね。

第6類は全物質が水より重い

第6類(酸化性液体)すべて水より重いです。過塩素酸、過酸化水素、硝酸、ハロゲン間化合物――どれも液比重が1を超えます。「第6類は全部水より重い」と丸ごと覚えてしまいましょう。

第1類は固体なので比重が高い

第1類(酸化性固体)は固体なので、当然ながら比重は水より大きいです。ここで問われるのは水への溶解性のほうが多いので、次のテーマで確認しましょう。

テーマ2:「水に溶ける」物質の横断比較

「水溶性か非水溶性か?」も甲種で超頻出です。特に第4類は水溶性と非水溶性で指定数量が2倍違うので、ここを間違えると大変です。

第4類の水溶性物質

第4類で水に溶ける(水溶性の)物質を一覧にまとめました。

分類 水溶性の物質
特殊引火物 アセトアルデヒド、酸化プロピレン
第1石油類 アセトン、ピリジン
アルコール類 メタノール、エタノール、プロパノール(すべて水溶性)
第2石油類 酢酸
第3石油類 グリセリン、エチレングリコール

反対に、ガソリン・ベンゼン・トルエン・灯油・軽油・重油などのメジャーどころは全部非水溶性です。水溶性のほうが数が少ないので、水溶性を覚えておくのが効率的です。

第1類の水溶性

第1類(酸化性固体)は多くが水に溶けます。硝酸カリウム、硝酸ナトリウム、過塩素酸ナトリウムなどのナトリウム塩・カリウム塩は水に溶けやすいものが多いです。

ただし例外もあります。過酸化バリウムは水に溶けにくく、水と反応して過酸化水素と水酸化バリウムを生じます。

第6類の水溶性

第6類も水との関係が試験に出ます。硝酸過塩素酸は水とよく混ざります(混和する)。過酸化水素も水に溶けます。一方でハロゲン間化合物(五フッ化臭素など)は水と激しく反応するので注意が必要です。

テーマ3:色がある物質のまとめ

「次のうち有色の物質はどれか?」「次の物質の色として正しいものはどれか?」――こんな問題が甲種では出ます。多くの危険物は無色や白色ですが、特徴的な色を持つ物質は試験で狙われます。

物質名
過マンガン酸カリウム 赤紫色(暗紫色) 第1類
重クロム酸カリウム 橙赤色 第1類
硫黄(いおう) 黄色 第2類
赤りん 赤褐色 第2類
黄りん 淡黄色(蝋状) 第3類
二硫化炭素 無色 第4類
硝酸 無色(純品) 第6類
発煙硝酸 褐色(二酸化窒素を含む) 第6類

注目すべきは「硝酸」と「発煙硝酸」の色の違いです。純粋な硝酸は無色透明ですが、発煙硝酸は二酸化窒素(NO2)を含んでいるため褐色をしています。この違いは試験でひっかけ問題として出やすいので要注意です。

また、過マンガン酸カリウムの「赤紫色」と重クロム酸カリウムの「橙赤色」も混同しやすいペアです。「マンガン=紫」「クロム=橙」と元素名で色をセットにして覚えると間違えにくいですよ。

テーマ4:潮解性のある物質

潮解性(ちょうかいせい)とは、固体が空気中の水分を吸収して自然に溶けてしまう性質のことです。梅雨の時期に塩が湿気でベタベタになるイメージですね。

危険物の中で潮解性があるものは限られていますが、試験では「潮解性のある物質を選べ」という問題が出ます。

物質名 ポイント
過塩素酸ナトリウム 第1類 潮解性あり・水によく溶ける
硝酸ナトリウム 第1類 潮解性あり・水によく溶ける
水酸化ナトリウム 代表的な潮解性物質

気づきましたか? 「ナトリウム」がつく物質に潮解性が多いのです。これは覚え方として使えます。Na(ナトリウム)の塩はイオン半径の関係で水を引きつけやすい傾向があるのが理由です。

一方、同じ塩でもカリウム塩(塩素酸カリウム、過マンガン酸カリウムなど)は潮解性を示さないものが多いです。「ナトリウム=潮解しやすい」「カリウム=潮解しにくい」というざっくりした区別を持っておくと便利ですよ。

テーマ5:昇華する物質

昇華(しょうか)とは、固体が液体にならずに直接気体になる現象です。身近な例ではドライアイス(固体のCO2)が有名ですね。

危険物の中で昇華する物質として覚えるべきはナフタレンです。

  • ナフタレン(C10H8):第4類・第2石油類(非水溶性)
  • 融点:約80℃ → 常温では白色の結晶
  • 引火点:約80℃
  • 特徴:昇華性があり、常温でも徐々に気化する
  • 身近な用途:防虫剤(昔ながらのタンスに入れるもの)

タンスに入れた防虫剤がいつの間にか小さくなっていた経験はありませんか? あれがまさにナフタレンの昇華です。固体から直接蒸気になるので、蒸気に引火する危険があります。

試験では「第4類で昇華性のある物質は?」と聞かれたら、答えはナフタレン一択です。

横断テーマまとめ ――全体を見渡す図解

甲種・性質の頻出横断テーマ
水より重い(4類)
二硫化炭素(1.26)
クロロベンゼン(1.11)
ニトロベンゼン(1.20)
酢酸(1.05)
グリセリン(1.26)
エチレングリコール(1.11)
水溶性(4類)
アセトアルデヒド
アセトン・ピリジン
メタノール・エタノール
酢酸
グリセリン
エチレングリコール
有色の物質
過マンガン酸K=赤紫
重クロム酸K=橙赤
硫黄=黄色
赤りん=赤褐色
黄りん=淡黄色
発煙硝酸=褐色

甲種で狙われる!紛らわしいペア

黄りん ≠ 赤りん
黄りん(第3類)
淡黄色・自然発火性のみ
水中保存
― ― ―
赤りん(第2類)
赤褐色・比較的安定
→ 粉じん爆発に注意
色の入れ替えに注意
過マンガン酸K
赤紫色(暗紫色)
マンガン = 紫
― ― ―
重クロム酸K
橙赤色
クロム = 橙
潮解性の有無
Na塩(ナトリウム)
→ 潮解性あり
例: 過塩素酸Na・硝酸Na
― ― ―
K塩(カリウム)
→ 潮解性なし
例: 塩素酸K・過マンガン酸K

試験に出る!引っかけパターン5選

❶「二硫化炭素は水中保存だから水溶性」
誤り。二硫化炭素は非水溶性。水より重い(液比重1.26)から水の底に沈むだけで、水には溶けない。「水中保存」と「水溶性」は別の性質
❷「第4類は全て液比重が1未満(水より軽い)」
誤り。例外が6つある。二硫化炭素(1.26)・クロロベンゼン(1.11)・ニトロベンゼン(1.20)・酢酸(1.05)・グリセリン(1.26)・エチレングリコール(1.11)。語呂合わせ「にく・にさ・グエ」で暗記。
❸「過マンガン酸カリウムは橙赤色の結晶」
誤り。過マンガン酸カリウムは赤紫色(暗紫色)。「橙赤色」は重クロム酸カリウムの色。試験では色の入れ替えが定番。「マンガン=紫、クロム=橙」
❹「ナフタレンは引火性の液体である」
誤り。ナフタレンは常温で白色の結晶(固体)。融点約80℃で、昇華性があり常温でも蒸気を発する。防虫剤が小さくなるのはこの昇華のため。第4類でありながら常温で固体という例外。
❺「塩素酸カリウムにも潮解性がある」
誤り。潮解性があるのはNa塩(過塩素酸ナトリウム、硝酸ナトリウム等)。K塩(塩素酸カリウム、過マンガン酸カリウム等)には潮解性がない「Na=潮解○ / K=潮解✕」

試験直前チェック

✔ 水より重い4類6つ: CS₂(1.26)/クロロベンゼン(1.11)/ニトロベンゼン(1.20)/酢酸(1.05)/グリセリン(1.26)/EG(1.11)
✔ 覚え方: 「にく・にさ・グエ」(二硫化炭素+クロロベンゼン・ニトロベンゼン+酢酸・グリセリン+エチレングリコール)
✔ 第6類: 全物質が水より重い(過塩素酸・H₂O₂・硝酸・ハロゲン間化合物)
✔ 水溶性4類: アセトアルデヒド / アセトン・ピリジン / アルコール類全て / 酢酸 / グリセリン・EG
✔ 有色: 過マンガン酸K=赤紫 / 重クロム酸K=橙赤 / 硫黄= / 赤りん=赤褐 / 黄りん=淡黄 / 発煙硝酸=
✔ 潮解性: Na塩=あり(過塩素酸Na・硝酸Na) / K塩=なし
✔ 昇華性: ナフタレン(第4類・第2石油類・白色結晶・防虫剤)
✔ 二硫化炭素: 水より重い / 水に溶ける / 水中保存(蒸気を抑えるため)

演習問題10問 ――類をまたぐ複合問題に挑戦!

ここからは甲種レベルの横断問題です。各類の知識を総動員して解いてみてください。

Q1:次のうち水より重い第4類危険物はどれか? (1)ガソリン (2)灯油 (3)軽油 (4)二硫化炭素 (5)ジエチルエーテル → 解答を見る

正解:(4) 二硫化炭素
二硫化炭素は液比重1.26で水より重い第4類の代表例です。ガソリン(約0.7)、灯油(約0.8)、軽油(約0.85)、ジエチルエーテル(約0.71)はいずれも水より軽いです。

Q2:第3類危険物のうち、禁水性はあるが自然発火性はない物質はどれか? (1)黄りん (2)カリウム (3)炭化カルシウム (4)アルキルアルミニウム (5)ジエチル亜鉛 → 解答を見る

正解:(3) 炭化カルシウム
炭化カルシウム(カーバイド)は禁水性のみで自然発火性はありません。水と反応してアセチレンガス(引火性)を発生します。黄りんは逆に自然発火性のみ(禁水性なし、水中保存)。カリウム・アルキルアルミニウム・ジエチル亜鉛は両方の性質を持ちます。

Q3:次のうち密栓してはいけない物質として正しいものはどれか? (1)ガソリン (2)灯油 (3)過酸化水素 (4)二硫化炭素 (5)エタノール → 解答を見る

正解:(3) 過酸化水素
過酸化水素(第6類)は分解して酸素ガスを発生するため、密栓すると容器内の圧力が上昇して破裂する危険があります。そのため通気口のある栓を使う必要があります。同様の理由で、ニトロセルロース(第5類、分解ガス発生)やアルキルアルミニウム(第3類、不活性ガス封入)なども密栓に注意が必要です。

Q4:保護液として灯油を使用する物質として正しいものはどれか? (1)黄りん (2)ナトリウム (3)過酸化ベンゾイル (4)硫黄 (5)過酸化水素 → 解答を見る

正解:(2) ナトリウム
ナトリウムやカリウムなどのアルカリ金属は、空気中の水分や酸素と反応するため、灯油(流動パラフィン)中に保存します。黄りんは水中保存(空気に触れると自然発火するが水とは反応しない)。この「保護液の違い」は甲種で定番の出題テーマです(詳しくは「保護液・貯蔵方法の横断まとめ」)。

Q5:注水消火が可能な第5類危険物として正しいものはどれか? (1)ニトログリセリン (2)トリニトロトルエン (3)過酸化ベンゾイル (4)ヒドロキシルアミン (5)アジ化鉛 → 解答を見る

正解:(4) ヒドロキシルアミン
第5類は自己反応性物質なので窒息消火が効きません(分子内に酸素を含むため)。基本は大量の水で冷却消火です。ヒドロキシルアミンは水溶性で、大量の水での冷却消火が有効です。ニトログリセリンは衝撃に極めて敏感で爆発的分解をするため注水は危険。アジ化鉛は起爆薬であり衝撃で爆発するため慎重な対応が必要です。

Q6:次の物質のうち、昇華性を有するものはどれか? (1)灯油 (2)ナフタレン (3)重油 (4)硫黄 (5)酢酸 → 解答を見る

正解:(2) ナフタレン
ナフタレン(第4類・第2石油類)は常温で白色の結晶であり、昇華性を有します。防虫剤として使われるのも、昇華した蒸気が防虫効果を発揮するからです。なお、硫黄(第2類)も高温で昇華することがありますが、常温での昇華性という点ではナフタレンが代表的です。

Q7:次の物質の色について正しい記述はどれか? (1)過マンガン酸カリウムは橙赤色 (2)重クロム酸カリウムは赤紫色 (3)黄りんは赤褐色 (4)硝酸は無色 (5)硫黄は白色 → 解答を見る

正解:(4) 硝酸は無色
純粋な硝酸は無色透明の液体です。(1)過マンガン酸カリウムは「赤紫色」(橙赤色ではない)。(2)重クロム酸カリウムは「橙赤色」(赤紫色ではない)。(3)黄りんは「淡黄色の蝋状固体」(赤褐色は赤りん)。(5)硫黄は「黄色」(白色ではない)。色の入れ替えひっかけに注意しましょう。

Q8:第1類と第6類に共通する性質として正しいものはどれか? (1)自身が燃える (2)酸化性がある (3)水より軽い (4)還元性がある (5)昇華する → 解答を見る

正解:(2) 酸化性がある
第1類(酸化性固体)と第6類(酸化性液体)はどちらも酸化性を持つという共通点があります。自身は不燃性で、他の可燃物に酸素を供給して燃焼を促進します。これが第2類(可燃性固体)や第4類(引火性液体)との決定的な違いです。

Q9:潮解性のある物質として正しいものはどれか? (1)塩素酸カリウム (2)過マンガン酸カリウム (3)過塩素酸ナトリウム (4)過酸化バリウム (5)硫黄 → 解答を見る

正解:(3) 過塩素酸ナトリウム
過塩素酸ナトリウム(第1類)は潮解性があり、空気中の水分を吸収して溶けてしまいます。ナトリウム塩には潮解性があるものが多い一方、カリウム塩(塩素酸カリウム、過マンガン酸カリウムなど)には潮解性がないのが一般的です。

Q10:次の記述のうち誤っているものはどれか? (1)第4類は蒸気比重が1より大きい (2)第6類は全物質が水より重い (3)二硫化炭素は水に溶ける (4)ナフタレンは昇華性がある (5)黄りんは水中に保存する → 解答を見る

正解:(3) 二硫化炭素は水に溶ける ← これが誤り
二硫化炭素は水に溶けません(非水溶性)。水より重い(液比重1.26)ため水の底に沈みますが、水には溶けないのです。「水より重い」と「水に溶ける」は別の性質です。二硫化炭素は水中に保存する(水で覆って蒸気の発生を防ぐ)ため、混同しやすいポイントです。他の記述(1)(2)(4)(5)はすべて正しいです。

Q11:次の記述のうち正しいものはどれか。(1)クロロベンゼンは水溶性の第2石油類 (2)アセトンは非水溶性の第1石油類 (3)グリセリンは水より重く水に溶ける (4)ナフタレンは常温で無色の液体 (5)酢酸は水より軽い引火性液体 → 解答を見る

正解:(3) グリセリンは水より重く水に溶ける
グリセリンは液比重1.26(水より重い)で、水溶性の第3石油類です。「水より重い」と「水溶性」の両方を持つ物質として覚えておきましょう。
(1) クロロベンゼンは非水溶性の第2石油類 ✕
(2) アセトンは水溶性の第1石油類 ✕
(4) ナフタレンは常温で白色の結晶(固体)。昇華性あり ✕
(5) 酢酸は液比重1.05水より重い

Q12:正しい記述の組合せを選べ。 A:過マンガン酸Kは橙赤色 B:硝酸Naは潮解性あり C:二硫化炭素は水溶性 D:発煙硝酸はNO2を含み褐色 E:黄りんは第2類 (1)A,B (2)B,D (3)C,E (4)A,D (5)B,E → 解答を見る

正解:(2) B, D
A:誤り。過マンガン酸カリウムは赤紫色(暗紫色)。「橙赤色」は重クロム酸カリウム。
B:正しい。硝酸ナトリウムはNa塩 → 潮解性あり。
C:誤り。二硫化炭素は非水溶性。水中保存するが水には溶けない。
D:正しい。発煙硝酸はNO₂を含むため褐色。純硝酸は無色。
E:誤り。黄りんは第3類(自然発火性物質)。「赤りん」が第2類の可燃性固体。
この問題は5テーマ全てを横断する総合問題です。

まとめ ――甲種の性質は「横断比較」がカギ

甲種の性質は20問と問題数が多いだけでなく、「全6類の横断比較」のような類をまたぐ比較問題が出るのが最大の特徴です。この記事で取り上げた5つのテーマをもう一度振り返りましょう。

  • 水より重い物質 ―― 第4類の例外6つ(二硫化炭素・クロロベンゼン・ニトロベンゼン・酢酸・グリセリン・エチレングリコール)、第6類は全部重い
  • 水に溶ける物質 ―― 第4類は水溶性のほうが少数派。アセトン・アルコール類・酢酸・グリセリン・エチレングリコールなど
  • 色がある物質 ―― 過マンガン酸K=赤紫、重クロム酸K=橙赤、硫黄=黄、赤りん=赤褐、黄りん=淡黄
  • 潮解性 ―― ナトリウム塩に多い(過塩素酸Na・硝酸Na)
  • 昇華性 ―― ナフタレン(第4類・第2石油類)

これらのテーマは単独でも出ますが、選択肢の中に異なる類の物質を混ぜて判別させる問題が甲種の定番パターンです。「あの物質は何類だっけ?」と迷ったら、各類の個別記事に戻って復習しましょう。全6類の知識がつながれば、甲種の性質は怖くありません!

甲種の性質をもっと演習したい方へ

甲種の性質は20問で全6類から出題されるため、類をまたぐ横断知識が不可欠です。動画で効率よく学習したい方はSAT危険物取扱者講座がおすすめ。おすすめ教材の比較は「参考書・問題集ガイド」もあわせてどうぞ。

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