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「第2類・可燃性固体」ミニテスト10問 — 苦手克服トレーニング

第2類(可燃性固体)は「火がつきやすい固体」の集まり。硫黄・赤りん・鉄粉・マグネシウム・引火性固体など、それぞれの性質と消火法を10問でトレーニング!

ミニテスト 10問

問1

第2類危険物(可燃性固体)の共通性質として、正しいものはどれですか。

(1)酸化力が強い
(2)比較的低温で着火しやすい固体
(3)水と反応して発火する
(4)自己反応性をもつ

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正解:(2)

第2類は比較的低温で着火しやすく、燃焼速度が速い固体です。(1)酸化力が強いのは第1類・第6類。(3)水と反応するのは第3類。(4)自己反応性は第5類の特徴です。第2類は還元性物質(全6類横断比較も参照)(酸化されやすい)であることも重要な特徴です。

問2

硫黄(S)の性質として、誤っているものはどれですか。

(1)黄色の固体である
(2)水に溶けない
(3)燃焼すると有毒な二酸化硫黄(SO₂)を発生する
(4)電気の良導体である

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正解:(4)

硫黄は非金属元素で電気の不導体(絶縁体)です。静電気が蓄積しやすいため、粉末を扱う際には注意が必要です。黄色の固体で水に溶けず、二硫化炭素には溶けます。燃焼すると有毒なSO₂を発生します。

問3

赤りんの性質として、正しいものはどれですか。

(1)空気中で自然発火する
(2)暗所で青白く発光する
(3)黄りんに比べて安定で、自然発火しにくい
(4)水中に保存する必要がある

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正解:(3)

赤りんは黄りんの同素体ですが、化学的に安定で自然発火しにくいです(第2類)。(1)(2)は黄りん(第3類)の性質。黄りんは空気中で自然発火し、暗所で青白く発光(りん光)します。赤りんは水中保存不要です。

問4

鉄粉の性質について、正しいものはどれですか。

(1)塊状の鉄と同じく、容易には着火しない
(2)微粉状にすると表面積が増え、酸化されやすく自然発火の危険がある
(3)水と激しく反応する
(4)酸化力が強い

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正解:(2)

鉄粉は微粉状にすると表面積が大きくなり、酸化されやすくなります。蓄熱すると自然発火の危険があります。塊状の鉄は容易に燃えませんが、粉末状は危険物(第2類)に指定されています。水と激しく反応するのは第3類の性質です。

問5

マグネシウム(Mg)の消火方法として、適切なものはどれですか。

(1)大量の水で消火する
(2)乾燥砂で覆って窒息消火する
(3)二酸化炭素消火器で消火する
(4)ハロゲン化物消火剤で消火する

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正解:(2)

マグネシウムは水と反応して水素を発生するため、注水消火は危険です。また、CO₂とも反応するため二酸化炭素消火器も不適。ハロゲン化物消火剤も金属火災には不適。乾燥砂で覆って窒息消火するのが適切です。

問6

第2類危険物のうち、「引火性固体」に該当するものはどれですか。

(1)赤りん
(2)固形アルコール
(3)鉄粉
(4)硫黄

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正解:(2)

引火性固体は「固形アルコール」「ゴムのり」「ラッカーパテ」など、引火点が低い固体です。引火しやすい可燃性蒸気を発生するのが特徴。赤りん・鉄粉・硫黄はそれぞれ独立した品名で、引火性固体とは区別されます。

問7

アルミニウム粉の性質として、正しいものはどれですか。

(1)粉じん爆発の危険がある
(2)水とはまったく反応しない
(3)磁石にくっつく
(4)灰色ではなく赤色の粉末である

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正解:(1)

アルミニウム粉は空気中に飛散すると粉じん爆発の危険があります。灰白色〜銀白色の粉末で、水と反応して水素を発生(高温時)。軽金属なので磁石にはくっつきません。酸にもアルカリにも溶ける「両性金属」です。

問8

硫化りん(P₄S₃)の性質として、正しいものはどれですか。

(1)水と反応して有毒な硫化水素と可燃性のりん化水素を発生する
(2)水にはまったく反応しない
(3)白色の粉末で無臭
(4)酸化力が強い

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正解:(1)

硫化りんは水と反応して有毒な硫化水素(H₂S)と可燃性のりん化水素(PH₃)を発生します。このため注水消火は不適。黄色の結晶で、マッチの原料に使われます。第2類ですが水反応性がある点が特殊です。

問9

第2類危険物の消火で、一般的に注水消火が不適切なものの組み合わせとして、正しいものはどれですか。

(1)硫黄と赤りん
(2)マグネシウムとアルミニウム粉
(3)鉄粉と硫黄
(4)赤りんと鉄粉

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正解:(2)

マグネシウムとアルミニウム粉は水と反応して水素を発生するため、注水消火は危険です。これらは乾燥砂で窒息消火します。硫黄や赤りんは一般的に水(霧状)での消火が可能です。鉄粉も水との反応性はマグネシウムほど高くありません。

問10

第2類危険物の貯蔵・取扱いの注意点として、正しいものはどれですか。

(1)酸化剤との接触・混合を避ける
(2)水中に保存する
(3)密閉容器で高温保管する
(4)強酸と混合しても安全である

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正解:(1)

第2類は可燃性(還元性)なので、酸化剤(第1類・第6類)との接触・混合は厳禁です。混合すると爆発的に燃焼する危険があります。火気・加熱を避け、粉末は飛散防止措置を取り、冷暗所で保管します。

まとめ

  • 第2類=可燃性固体(低温で着火しやすい・燃焼速度が速い・還元性)
  • 注水禁止:マグネシウム・アルミニウム粉(水素発生)→ 乾燥砂
  • 赤りん vs 黄りん:赤りん(2類・安定) / 黄りん(3類・自然発火)
  • 共通注意:酸化剤との接触禁止・粉末は粉じん爆発に注意

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