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「全6類の共通性質○×判別」ミニテスト10問 — 苦手克服トレーニング

「第○類は不燃性?」「禁水?」「液体?固体?」——類をまたいだ横断問題は、各類の共通性質を正確に覚えていないと解けません。○×形式で10問トレーニング!

ミニテスト 10問

問1

「第1類と第6類はどちらも不燃性(自らは燃えない)である」——この記述は正しいですか。

(1)正しい
(2)第1類は不燃性だが第6類は可燃性
(3)第1類は可燃性だが第6類は不燃性
(4)どちらも可燃性

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正解:(1)

第1類(酸化性固体)と第6類(酸化性液体)はどちらも不燃性です。自らは燃えませんが、可燃物に酸素を供給して燃焼を促進します。不燃性の類は第1類と第6類の2つだけです(他の4類は可燃性)。

問2

危険物の6類のうち、「液体のみ」の類はどれですか。

(1)第1類と第4類
(2)第4類と第6類
(3)第3類と第5類
(4)第2類と第4類

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正解:(2)

すべて液体なのは第4類(引火性液体)と第6類(酸化性液体)です。第1類は固体のみ、第2類も固体のみ。第3類と第5類は固体・液体どちらもあります。なお、気体は消防法上の危険物に含まれません。

問3

「第3類危険物はすべて禁水性である」——この記述は正しいですか。

(1)正しい。第3類はすべて水との接触が禁止
(2)誤り。黄りんは禁水性ではなく、水中に保存する
(3)誤り。第3類はすべて自然発火性で、禁水性のものはない
(4)正しい。第3類の定義は禁水性物質のみ

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正解:(2)

第3類は「自然発火性物質及び禁水性物質」ですが、すべてが両方の性質をもつわけではありません。黄りんは自然発火性のみで禁水性はなく、水中保存します。逆に炭化カルシウムは禁水性のみです。

問4

第5類危険物の消火に窒息消火が効かない理由として、正しいものはどれですか。

(1)水と反応するから
(2)分子内に酸素を含み、外部の酸素がなくても燃焼するから
(3)液体で流動するから
(4)蒸気が空気より軽いから

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正解:(2)

第5類は自己反応性物質で、分子内に酸素(窒素等も含む)を含んでいます。空気を遮断しても分子内の酸素で燃焼を続けるため、窒息消火(CO₂、砂、泡等による酸素遮断)が効きません。大量の水による冷却消火が基本です。

問5

「酸化剤」として分類される類の組み合わせとして、正しいものはどれですか。

(1)第1類と第6類
(2)第2類と第4類
(3)第3類と第5類
(4)第4類と第6類

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正解:(1)

酸化剤として分類されるのは第1類(酸化性固体)と第6類(酸化性液体)です。これらは他の物質に酸素を与えて燃焼を促進します。第2類・第4類は還元性(酸化される側)の物質です。

問6

第1類と第2類を混合すると、なぜ危険なのですか。

(1)中和反応が起こるから
(2)酸化剤(第1類)と可燃物(第2類)が反応し、爆発的に燃焼するから
(3)有毒ガスが発生するから
(4)特に危険はない

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正解:(2)

第1類(酸化剤)と第2類(可燃物・還元剤)を混合すると、加熱・衝撃・摩擦で爆発的に燃焼する「混合危険」があります。同様に第1類と第4類、第6類と第2類、第6類と第4類の組み合わせも危険です。

問7

「消防法上の危険物には気体は含まれない」——この記述は正しいですか。

(1)正しい。危険物は固体と液体のみ
(2)誤り。プロパンガスは第4類に含まれる
(3)誤り。水素ガスは第3類に含まれる
(4)誤り。塩素ガスは第6類に含まれる

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正解:(1)

消防法上の危険物は固体と液体のみで、気体は含まれません。プロパンガスや水素ガスなどの可燃性ガスは「高圧ガス保安法」で規制されます。これは試験の定番問題です。

問8

次のうち、水より重い(比重>1)危険物の液体として、誤っているものはどれですか。

(1)二硫化炭素
(2)グリセリン
(3)ガソリン
(4)クレオソート油

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正解:(3)

ガソリンの比重は約0.65〜0.75で水より軽いです。二硫化炭素(1.26)・グリセリン(1.26)・クレオソート油(1.0〜1.1)はいずれも水より重いです。第4類で水より重いものは少数派で、二硫化炭素・グリセリン・クレオソート油・酢酸などが代表です。

問9

第4類危険物に共通する消火方法として、一般的に適切なものはどれですか。

(1)注水消火
(2)窒息消火(泡・CO₂・粉末消火剤)
(3)乾燥砂のみ
(4)ハロゲン間化合物消火剤

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正解:(2)

第4類(引火性液体)は水より軽いものが多く、注水すると水面に浮いて火災が拡大します。泡消火剤・二酸化炭素・粉末消火剤による窒息消火が基本です。水溶性のものには耐アルコール泡を使います。

問10

次の記述のうち、正しいものはどれですか。

(1)第2類は酸化性固体である
(2)第4類はすべて水溶性である
(3)第5類は分子内に酸素を含むため窒息消火が効かない
(4)第3類はすべて液体である

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正解:(3)

(1)第2類は「可燃性固体」で酸化性ではありません(酸化性固体は第1類)。(2)第4類にはガソリンなど非水溶性のものが多数あります。(3)正しい。(4)第3類はナトリウム(固体)や黄りん(固体)など固体も多く、すべて液体ではありません。

まとめ — 全6類の共通性質で押さえるべき5つのポイント

  • 不燃性は第1類と第6類だけ — 酸化性の2つ。残り4類は可燃性
  • 液体のみは第4類と第6類 — 気体は消防法上の危険物に含まれない
  • 第3類は「全部禁水」ではない — 黄りんは水中保存(禁水性なし)
  • 第5類は窒息消火が効かない — 分子内酸素で自己燃焼するため
  • 酸化剤×可燃物=混合危険 — 第1類×第2類、第1類×第4類など

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