ミニテスト

「保護液・貯蔵方法の横断」ミニテスト10問 — 苦手克服トレーニング

「水中保存?灯油中?密栓?冷暗所?」——物質ごとの貯蔵方法は試験の超頻出テーマ。保護液と貯蔵方法の正しい組み合わせを10問で横断チェック!

ミニテスト 10問

問1

黄りんの貯蔵方法として、正しいものはどれですか。

(1)灯油中に保存
(2)水中に保存
(3)アルコール中に保存
(4)窒素ガス封入で保存

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正解:(2)

黄りんは空気中で約34℃で自然発火するため、水中に沈めて空気との接触を遮断します。禁水性はないので水中保存が可能。灯油中に保存するのはナトリウム・カリウムです。

問2

ナトリウム(Na)の貯蔵方法として、正しいものはどれですか。

(1)水中に保存
(2)灯油中に保存
(3)エタノール中に保存
(4)二硫化炭素中に保存

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正解:(2)

ナトリウムは禁水性なので水中保存は絶対不可。灯油中(保護液)に保存して空気と水を遮断します。カリウムも同様に灯油中保存。エタノールはナトリウムと反応(ナトリウムエトキシド生成)するので不適です。

問3

二硫化炭素(CS₂)の貯蔵方法として、正しいものはどれですか。

(1)灯油中に保存
(2)水中に保存
(3)窒素ガス封入
(4)乾燥砂中に埋めて保存

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正解:(2)

二硫化炭素は比重1.26で水より重いため、水中に沈めて保存します。発火点が約90℃と極めて低く、蒸気の拡散を水で封じます。水には溶けないので分離した状態で沈みます。

問4

ニトロセルロース(硝化綿)の貯蔵方法として、正しいものはどれですか。

(1)完全に乾燥させて保存
(2)水またはアルコールで湿潤させて保存
(3)灯油中に保存
(4)真空中に保存

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正解:(2)

ニトロセルロースは乾燥状態で自然発火の危険があるため、水またはアルコールで湿潤させて保存します。第5類(自己反応性物質)で、乾燥を避けることが最重要です。

問5

アルキルアルミニウムの貯蔵方法として、正しいものはどれですか。

(1)水中に保存
(2)灯油中に保存
(3)不活性ガス(窒素)封入の容器で保存
(4)密閉して加温保存

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正解:(3)

アルキルアルミニウムは自然発火性+禁水性の両方をもつため、水中も灯油中も不適。窒素やアルゴンなどの不活性ガスを封入した容器で、空気と水を完全に遮断して保存します。第3類の中で最も危険な物質の一つです。

問6

過酸化ベンゾイル(BPO)の貯蔵方法として、正しいものはどれですか。

(1)完全乾燥させて保存
(2)水で湿潤させて保存
(3)灯油中に保存
(4)日光に当てて保存

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正解:(2)

過酸化ベンゾイルは乾燥状態で衝撃や摩擦に敏感になるため、水で湿潤させて保存します。冷暗所に保管し、直射日光は避けます。ニトロセルロースと同じ「湿潤保存」パターンの第5類物質です。

問7

ジエチルエーテルの貯蔵における注意点として、正しいものはどれですか。

(1)密栓して冷暗所に保存。長期保存では過酸化物の生成に注意
(2)水中に保存する
(3)加温して蒸気を飛ばしてから保存する
(4)特に注意点はない

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正解:(1)

ジエチルエーテルは密栓して冷暗所に保存します。長期保存すると空気中の酸素で過酸化物が生成され、これが衝撃で爆発する危険があります。沸点が34.6℃と低いため、冷所保管が必須です。

問8

次の「物質 → 保存方法」の組み合わせで、誤っているものはどれですか。

(1)黄りん → 水中
(2)カリウム → 灯油中
(3)二硫化炭素 → 水中
(4)ナトリウム → 水中

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正解:(4)

ナトリウムは禁水性なので水中保存は絶対に不可です。水と激しく反応して水素を発生し発火します。正しくは灯油中に保存。(1)黄りん→水中、(2)カリウム→灯油中、(3)二硫化炭素→水中はすべて正しいです。

問9

過酸化水素(H₂O₂)の貯蔵における注意点として、正しいものはどれですか。

(1)金属粉や有機物と混合して保管してよい
(2)分解を防ぐため安定剤を加え、冷暗所に密栓保管する
(3)直射日光に当てて保管する
(4)密閉性の高い容器で圧力をかけて保管する

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正解:(2)

過酸化水素は分解しやすいため、安定剤(りん酸など)を加えて冷暗所に保管します。分解で酸素が発生するため、ガス抜き口のある容器を使います。金属粉・有機物・MnO₂は分解を触媒するため接触厳禁です。

問10

「水中保存」する危険物の正しい組み合わせはどれですか。

(1)黄りん・二硫化炭素
(2)ナトリウム・カリウム
(3)アルキルアルミニウム・黄りん
(4)ニトロセルロース・ナトリウム

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正解:(1)

水中に保存するのは黄りんと二硫化炭素です。黄りんは自然発火防止(禁水性なし)、二硫化炭素は蒸気抑制(水より重く水底に沈む)のため。ナトリウム・カリウムは禁水性で灯油中。アルキルアルミニウムも禁水性で窒素封入。ニトロセルロースは湿潤保存(水浸しではなく適度に湿らせる)です。

まとめ — 保護液・貯蔵方法の横断ポイント5つ

  • 水中保存 → 黄りん・二硫化炭素(禁水性なし。空気遮断が目的)
  • 灯油中保存 → Na・K(禁水性あり。水も空気もNG)
  • 不活性ガス封入 → アルキルアルミニウム(自然発火性+禁水性の最強コンビ)
  • 湿潤保存 → ニトロセルロース・過酸化ベンゾイル(乾燥で自然発火・衝撃感度↑)
  • 密栓+冷暗所 → ジエチルエーテル(過酸化物生成に注意)

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