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「第3類・自然発火性/禁水性の分類」ミニテスト10問 — 苦手克服トレーニング

第3類は「自然発火のみ」「禁水のみ」「両方」の3パターンの判別が試験で問われます。ナトリウム・カリウム・黄りん・アルキルアルミニウムなど代表物質を10問で整理!

ミニテスト 10問

問1

第3類危険物の定義として、正しいものはどれですか。

(1)酸化性固体
(2)自然発火性物質及び禁水性物質
(3)自己反応性物質
(4)酸化性液体

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正解:(2)

第3類は「自然発火性物質及び禁水性物質」です。空気にさらされると自然に発火する物質、または水と接触すると発火・可燃性ガスを発生する物質です。両方の性質をもつ物質もあれば、片方だけの物質もあります。6類すべての性質比較は全6類横断比較で整理されています。

問2

次の第3類危険物のうち、「自然発火性のみ」で禁水性をもたないものはどれですか。

(1)ナトリウム
(2)黄りん
(3)カリウム
(4)アルキルアルミニウム

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正解:(2)

黄りんは「自然発火性のみ」で禁水性はありません。空気中で自然発火するため水中に保存しますが、水とは反応しません。ナトリウム・カリウムは禁水性+自然発火性の両方、アルキルアルミニウムも両方の性質をもちます。

問3

黄りんの保存方法として、正しいものはどれですか。

(1)灯油中に保存する
(2)水中に保存する
(3)乾燥した容器に密封する
(4)真空容器に保存する

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正解:(2)

黄りんは空気中で約34℃で自然発火するため、水中に保存して空気との接触を遮断します。黄りんは禁水性ではないので水中保存が可能です。灯油中に保存するのはナトリウムやカリウム(禁水性のため水は不可)です。

問4

ナトリウム(Na)の性質として、正しいものはどれですか。

(1)水と穏やかに反応する
(2)水と激しく反応して水素を発生し、発火することがある
(3)水とは反応しない
(4)水と反応して酸素を発生する

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正解:(2)

ナトリウムは水と激しく反応して水素(H₂)を発生します(2Na + 2H₂O → 2NaOH + H₂↑)。反応熱で水素に引火し、発火することがあります。灯油中に保存して水との接触を防ぎます。

問5

カリウム(K)とナトリウム(Na)の比較として、正しいものはどれですか。

(1)カリウムのほうがナトリウムより水との反応が穏やか
(2)どちらも水との反応性は同じ
(3)カリウムのほうが水との反応が激しく、より危険
(4)カリウムは水とは反応しない

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正解:(3)

カリウムはナトリウムよりイオン化傾向が大きく、水との反応がより激しいです。水面上で紫色の炎を出して燃焼します。どちらも灯油中に保存しますが、カリウムのほうが危険性が高いです。

問6

アルキルアルミニウムの性質として、誤っているものはどれですか。

(1)空気に触れると自然発火する
(2)水と激しく反応する
(3)第3類の中で最も危険性が高い物質の一つ
(4)注水消火が有効である

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正解:(4)

アルキルアルミニウムは自然発火性+禁水性の両方をもつため、注水消火は絶対に不可です。空気中で自然発火し、水と爆発的に反応します。乾燥砂・不活性ガス(窒素など)で消火します。第3類の中でも最も危険な物質の一つです。

問7

炭化カルシウム(CaC₂)が水と反応すると発生するガスは何ですか。

(1)水素
(2)アセチレン(可燃性ガス)
(3)酸素
(4)二酸化炭素

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正解:(2)

炭化カルシウムは水と反応してアセチレン(C₂H₂)を発生します(CaC₂ + 2H₂O → Ca(OH)₂ + C₂H₂↑)。アセチレンは可燃性ガスで引火爆発の危険があります。炭化カルシウムは「禁水性のみ」で自然発火性はありません。

問8

りん化カルシウム(Ca₃P₂)が水と反応すると発生するガスは何ですか。

(1)アセチレン
(2)メタン
(3)りん化水素(ホスフィン)
(4)塩素

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正解:(3)

りん化カルシウムは水と反応してりん化水素(PH₃、ホスフィン)を発生します。りん化水素は有毒かつ可燃性で、空気中で自然発火することがあります。りん化カルシウムは「禁水性のみ」の物質です。

問9

第3類危険物の消火方法として、一般的に適切なものはどれですか。

(1)大量の水で消火する
(2)乾燥砂または不活性ガス(窒素)で消火する
(3)泡消火剤で消火する
(4)二酸化炭素消火器で消火する

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正解:(2)

禁水性物質には水系の消火剤は使えません。乾燥砂で窒息消火するか、不活性ガス(窒素、アルゴン等)で空気を遮断します。ただし黄りん(禁水性なし)は注水消火が可能です。泡消火剤は水分を含むため不適。

問10

次の第3類物質と保存方法の組み合わせとして、正しいものはどれですか。

(1)黄りん → 灯油中に保存
(2)ナトリウム → 水中に保存
(3)カリウム → 灯油中に保存
(4)アルキルアルミニウム → 水中に保存

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正解:(3)

カリウムは禁水性なので水中保存は不可。灯油中(保護液)に保存して空気と水を遮断します。ナトリウムも同様に灯油中。黄りんは禁水性がないので水中に保存。アルキルアルミニウムは禁水性なので水中は絶対不可、不活性ガス(窒素)封入で保存します。

まとめ

  • 第3類=自然発火性物質 and/or 禁水性物質(両方・片方のみも)
  • 黄りん:自然発火性のみ → 水中保存
  • Na・K:両方(自然発火性+禁水性)→ 灯油中保存
  • 消火:禁水性 → 乾燥砂・不活性ガス(注水禁止) / 黄りん → 注水OK

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