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「移動タンク貯蔵所の詳細基準」ミニテスト10問 — 苦手克服トレーニング

移動タンク貯蔵所(タンクローリー)は、走りながら危険物を運ぶ施設です。容量制限・間仕切り・常備書類・「危」の標識など、独自の基準がたくさんあります。頻出の数値をこのミニテストで総チェック!

ミニテスト 10問

問1

移動タンク貯蔵所のタンク容量の上限として正しいものはどれですか。

(1)10,000L以下
(2)20,000L以下
(3)30,000L以下
(4)50,000L以下

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正解:(3)30,000L以下

移動タンク貯蔵所の最大容量は30,000L(30kL)です。ガソリンスタンドに納品に来る大型タンクローリーをイメージすると、その大きさがわかりますね。この30,000Lが「タンクローリーといえば」の代表的な数値です。「移動タンク貯蔵所の基準」で詳しく解説しています。

問2

移動タンク貯蔵所のタンク内部に設ける間仕切りの基準として正しいものはどれですか。

(1)2,000L以下ごとに間仕切る
(2)4,000L以下ごとに間仕切る
(3)5,000L以下ごとに間仕切る
(4)10,000L以下ごとに間仕切る

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正解:(2)4,000L以下ごとに間仕切る

タンク内部は4,000L以下ごとに間仕切り板で区切ります。走行中にタンク内の液体が大きく揺れると車両が不安定になり転倒の危険があるため、間仕切りで液面の動きを抑えます。「30,000Lのタンクに4,000L以下の間仕切り」はセットで覚えましょう。「移送の基準」もあわせて確認できます。

問3

移動タンク貯蔵所のタンク内部に設ける「防波板」の目的として正しいものはどれですか。

(1)タンクの強度を高める
(2)走行中の液面の揺れ(スロッシング)を抑える
(3)タンク内の温度上昇を防ぐ
(4)タンク内の圧力を均等にする

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正解:(2)走行中の液面の揺れ(スロッシング)を抑える

防波板は間仕切り板とは別に、各区画内に設けるもので、液面の揺れ(スロッシング)を抑えます。急ブレーキや急カーブで液体が大きく動くと車両が不安定になるため、防波板で揺れを小さくしてタンクローリーの走行安全性を確保します。

問4

移動タンク貯蔵所の鋼板の厚さの基準として正しいものはどれですか。

(1)1.6mm以上
(2)2.3mm以上
(3)3.2mm以上
(4)4.5mm以上

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正解:(3)3.2mm以上

移動タンク貯蔵所のタンクは厚さ3.2mm以上の鋼板で造ります。走行中の振動や事故時の衝撃に耐えられる強度が必要だからです。「タンクローリーの鋼板=3.2mm以上」は頻出数値です。

問5

移動タンク貯蔵所に常備すべき書類として正しいものはどれですか。

(1)製造所等の設置許可申請書の写し
(2)完成検査済証
(3)危険物取扱者の免状の原本
(4)予防規程の写し

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正解:(2)完成検査済証

移動タンク貯蔵所には完成検査済証を備えておく必要があります。走行中に消防職員等から検査を求められたとき、施設が適法であることを証明するためです。なお、危険物取扱者の免状は運転者等が携帯しますが、これは移動タンク固有の常備書類とは別の義務です。

問6

移動タンク貯蔵所に設ける接地導線(アース)の目的として正しいものはどれですか。

(1)タンクの腐食を防止する
(2)走行中の振動を吸収する
(3)荷下ろし時の静電気を除去する
(4)タンク内の温度を下げる

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正解:(3)荷下ろし時の静電気を除去する

ガソリンなどの引火性液体をホースで流すと静電気が発生します。静電気の火花がガソリン蒸気に引火すれば大事故です。接地導線(アース線)をタンクから地面に接続して、静電気を地面に逃がすことで引火を防ぎます。

問7

移動タンク貯蔵所の車両に表示する標識として正しいものはどれですか。

(1)「火」の文字(赤地に白文字)
(2)「危」の文字(黒地に黄文字)
(3)「毒」の文字(白地に赤文字)
(4)「油」の文字(黄地に黒文字)

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正解:(2)「危」の文字(黒地に黄文字)

移動タンク貯蔵所の車両の前後には「危」と書いた標識を掲げます。0.3m平方以上の大きさで、地は黒色、文字は黄色の反射塗料です。街中でタンクローリーの前後に「危」マークが付いているのを見たことがあるかもしれません。

問8

移動タンク貯蔵所で危険物を移送するとき、必ず乗車しなければならないのは誰ですか。

(1)保安監督者
(2)施設保安員
(3)危険物取扱者
(4)消防職員

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正解:(3)危険物取扱者

移動タンク貯蔵所で危険物を移送するときは、危険物取扱者が乗車して免状を携帯している必要があります。走行中に事故が起きた場合、危険物の専門知識を持つ人がその場で適切に対応するためです。

問9

移動タンク貯蔵所のタンク外面に設ける「側面枠(防護枠)」の目的として正しいものはどれですか。

(1)タンクの保温のため
(2)事故時のタンクの損傷を防ぐため
(3)荷下ろしのための足場にするため
(4)タンクの塗装を保護するため

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正解:(2)事故時のタンクの損傷を防ぐため

側面枠(側面防護枠)は、交通事故などでタンクの側面に衝撃が加わったとき、タンク本体の損傷を防ぐための「ガード」です。タンクが破損すると危険物が大量に流出して大惨事になるため、鋼鉄の枠で保護しています。

問10

移動タンク貯蔵所に関する記述として、誤っているものはどれですか。

(1)タンクの容量は30,000L以下である
(2)内部は4,000L以下ごとに間仕切る
(3)保安距離と保有空地が必要である
(4)各間仕切りの区画にマンホールと安全装置を設ける

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正解:(3)保安距離と保有空地が必要である

移動タンク貯蔵所は「移動する施設」なので、固定された建物のように保安距離や保有空地を設ける概念がありません。常置場所(車庫)は定めますが、保安距離・保有空地は不要です。(1)(2)(4)はいずれも正しい記述です。

まとめ

移動タンク貯蔵所(タンクローリー)の頻出数値を整理しましょう。

  • タンク容量:30,000L以下
  • 間仕切り:4,000L以下ごと
  • 鋼板の厚さ:3.2mm以上
  • 「危」の標識:0.3m平方以上、黒地に黄文字
  • 接地導線:静電気除去用

数値が多いですが「タンクローリーの構造を頭の中で組み立てる」イメージで覚えると定着しやすいですよ!

移動タンクの数値を一気に暗記するなら「数値暗記まとめ!語呂合わせ&覚え方」もおすすめです。

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