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「屋内貯蔵所・屋外貯蔵所」ミニテスト10問 — 苦手克服トレーニング

屋内貯蔵所と屋外貯蔵所は名前が似ていますが、構造基準も貯蔵できる危険物もまったく違います。「天井を設けない理由」「屋外で貯蔵できる条件」など、紛らわしいポイントを10問でスッキリ整理しましょう!

ミニテスト 10問

問1

屋内貯蔵所の建物に「天井を設けない」のはなぜですか。最も適切な理由を選びなさい。

(1)採光を確保するため
(2)爆発時に爆風を屋根から逃がすため
(3)換気を効率よく行うため
(4)コスト削減のため

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正解:(2)爆発時に爆風を屋根から逃がすため

屋内貯蔵所は天井を設けず、屋根を軽量な不燃材料で造ります。これは製造所と同じ考え方で、爆発が起きたときに軽い屋根が吹き飛んで爆風を上に逃がし、壁の崩壊を防ぐためです。天井があると爆風の逃げ場がなくなってしまいます。「屋内貯蔵所・屋外貯蔵所の基準」で詳しく解説しています。

問2

屋内貯蔵所の床面積の上限として正しいものはどれですか。

(1)500m²以下
(2)1,000m²以下
(3)1,500m²以下
(4)2,000m²以下

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正解:(2)1,000m²以下

屋内貯蔵所の床面積は1,000m²以下と定められています。テニスコート約4面分の広さですね。危険物を一か所に大量に集めすぎると火災時の被害が拡大するため、面積に上限が設けられています。

問3

屋外貯蔵所で貯蔵できる危険物として、認められていないものはどれですか。

(1)硫黄(第2類)
(2)灯油(第2石油類)
(3)ガソリン(第1石油類・引火点 −40℃)
(4)重油(第3石油類)

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正解:(3)ガソリン(第1石油類・引火点 −40℃)

屋外貯蔵所は建物がなく雨風にさらされる場所なので、引火点が低い危険物は貯蔵できません。第1石油類は引火点0℃以上のもののみ認められています。ガソリンは引火点−40℃なので0℃未満に該当し、屋外貯蔵所では貯蔵できません。「第1石油類の解説」でガソリンの性質を復習できます。

問4

屋内貯蔵所の軒高(のきだか)の制限として正しいものはどれですか。

(1)4m未満
(2)6m未満
(3)8m未満
(4)10m未満

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正解:(2)6m未満

屋内貯蔵所は平屋建てで、軒高は6m未満です。建物が高すぎると火災時の消火活動が困難になるため、高さに制限があります。危険物を積み上げる高さも「容器を積む場合3m以下」という制限があります。

問5

屋内貯蔵所に保有空地は必要ですか。

(1)必要
(2)不要
(3)指定数量の10倍以上の場合のみ必要
(4)市町村長等が認めた場合は不要

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正解:(1)必要

屋内貯蔵所には保有空地が必要です。火災時に消防車が近づけるスペースや、延焼防止のための空間を確保するためです。保有空地が必要な施設は「製造所・屋内貯蔵所・屋外タンク貯蔵所・屋外貯蔵所・一般取扱所」と覚えましょう。

問6

屋外貯蔵所の区画方法として正しいものはどれですか。

(1)耐火構造の壁で囲む
(2)さく等で明確に区画する
(3)防油堤で囲む
(4)特に区画の必要はない

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正解:(2)さく等で明確に区画する

屋外貯蔵所は建物ではなく屋外の場所なので、さく(柵)等で貯蔵場所を明確に区画します。部外者の立ち入りを防ぎ、貯蔵場所の範囲を明確にする目的があります。

問7

屋内貯蔵所の窓に使用するガラスの種類として正しいものはどれですか。

(1)強化ガラス
(2)網入りガラス
(3)二重ガラス
(4)普通ガラス

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正解:(2)網入りガラス

屋内貯蔵所の窓や出入口にも、製造所と同じく網入りガラスを使います。火災時のガラス飛散防止と延焼防止のためです。窓・出入口には防火設備を設けることが求められています。

問8

屋内貯蔵所の建築物の階数として正しいものはどれですか。

(1)平屋建て
(2)2階建てまで
(3)3階建てまで
(4)階数の制限はない

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正解:(1)平屋建て

屋内貯蔵所は原則として平屋建てです。多層階にすると火災時の消火活動が困難になり、上階の危険物が崩落するリスクもあるためです。「平屋建て+軒高6m未満」がセットの基準です。

問9

屋内貯蔵所の床に求められる条件の組み合わせとして正しいものはどれですか。

(1)地盤面以上 + 危険物が浸透しない構造
(2)地盤面以下 + 木製でもよい
(3)地盤面以上 + 傾斜は不要
(4)地盤面以下 + 防水加工が必要

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正解:(1)地盤面以上 + 危険物が浸透しない構造

屋内貯蔵所の床は地盤面以上の高さとし(地下室を作らない)、危険物が浸透しない構造にします。さらに適当な傾斜とためますを設けて、こぼれた危険物を集められるようにします。

問10

屋外貯蔵所で危険物を架台に載せて貯蔵する場合、架台に求められる条件はどれですか。

(1)木材で造り、防腐処理を行う
(2)不燃材料で造り、堅固な基礎に固定する
(3)プラスチック製で軽量なものを使う
(4)架台の材料に関する規定はない

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正解:(2)不燃材料で造り、堅固な基礎に固定する

屋外貯蔵所で架台を使う場合は不燃材料で造り、堅固な基礎に固定します。木材やプラスチックは燃えてしまうので危険物の近くには使えません。架台が倒れて容器が破損する事態も防ぐ必要があります。

まとめ

屋内貯蔵所と屋外貯蔵所の比較ポイントを整理しましょう。

  • 屋内貯蔵所:平屋建て・軒高6m未満・天井なし・床面積1,000m²以下
  • 屋外貯蔵所:建物なし・さく等で区画・引火点が低い危険物(ガソリン等)は貯蔵不可
  • どちらも保有空地が必要

「天井がない理由」「ガソリンが屋外貯蔵できない理由」など、理由を理解しておくと本番で応用が利きますよ!

屋内・屋外貯蔵所の数値を一気に整理するなら「数値暗記まとめ!語呂合わせ&覚え方」もおすすめです。

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