ミニテスト

ミニテスト「計算問題ドリル」10問

危険物取扱者試験に出る計算問題を10問でトレーニング!指定数量の倍数計算・蒸気比重・熱量Q=mcΔT・mol計算の4パターンを実際に手を動かして練習しましょう。電卓なしでも解ける問題ばかりです。

ミニテスト 10問

問1

ガソリン(指定数量200L)を100L、灯油(指定数量1,000L)を500L同一場所に貯蔵する場合、指定数量の倍数はいくつですか。

(1)0.5倍
(2)1.0倍
(3)1.5倍
(4)2.0倍

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正解:(2)

指定数量の倍数 = 各品目の貯蔵量 ÷ 各品目の指定数量 の合計で求めます(→「指定数量の解説」)。ガソリン:100÷200=0.5、灯油:500÷1,000=0.5。合計 0.5+0.5=1.0倍です。倍数が1以上なので、指定数量以上の貯蔵にあたります。

問2

ガソリン(指定数量200L)を400L、軽油(指定数量1,000L)を2,000L同一場所に貯蔵する場合、指定数量の倍数はいくつですか。

(1)2.0倍
(2)3.0倍
(3)4.0倍
(4)5.0倍

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正解:(3)

ガソリン:400÷200=2.0、軽油:2,000÷1,000=2.0。合計 2.0+2.0=4.0倍です。倍数が大きいほど規制が厳しくなり、10倍以上で保安監督者の選任義務などが加わります。

問3

エタノール(C₂H₅OH、分子量46)の蒸気比重として、最も近い値はどれですか。

(1)1.00
(2)1.59
(3)2.00
(4)2.28

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正解:(2)

蒸気比重=分子量÷空気の平均分子量(29)で求めます(→「密度・比重と気体の法則」)。46÷29≒1.59です。蒸気比重が1より大きいので、エタノールの蒸気は空気より重く、低所に滞留しやすい性質があります。

問4

アセトン(C₃H₆O、分子量58)の蒸気比重として、最も近い値はどれですか。

(1)1.50
(2)1.72
(3)2.00
(4)2.50

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正解:(3)

蒸気比重=分子量÷29で計算します。58÷29=2.00です。蒸気比重が2.0ということは、アセトンの蒸気は空気の2倍の重さがあり、床面や低い場所に溜まりやすくなります。換気は低所から行うことが重要です。

問5

水2kgの温度を20℃から70℃に上げるのに必要な熱量は何kJですか。(水の比熱:4.2 kJ/(kg·℃))

(1)210 kJ
(2)420 kJ
(3)840 kJ
(4)1,260 kJ

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正解:(2)

熱量の公式 Q=m×c×ΔT を使います。m=2kg、c=4.2 kJ/(kg·℃)、ΔT=70−20=50℃。Q=2×4.2×50=420 kJです。この公式は物化の基本です(→「熱の性質の解説」)。確実に使いこなせるようにしましょう。

問6

銅500g(比熱0.38 kJ/(kg·℃))の温度が100℃から20℃に下がったとき、放出する熱量は何kJですか。

(1)7.6 kJ
(2)15.2 kJ
(3)19.0 kJ
(4)30.4 kJ

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正解:(2)

まず質量の単位を揃えます。500g=0.5kg。Q=m×c×ΔT=0.5×0.38×(100−20)=0.5×0.38×80=15.2 kJです。温度が下がる場合は熱を「放出」していますが、計算ではΔTを正の値(温度差の絶対値)で扱います。

問7

ガソリン(指定数量200L)を200L、エタノール(指定数量400L)を400L、灯油(指定数量1,000L)を1,000L同一場所に貯蔵する場合、指定数量の倍数はいくつですか。

(1)1.0倍
(2)2.0倍
(3)3.0倍
(4)4.0倍

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正解:(3)

3品目を個別に計算して合算します。ガソリン:200÷200=1.0、エタノール:400÷400=1.0、灯油:1,000÷1,000=1.0。合計 1.0+1.0+1.0=3.0倍です。品目数が増えても計算方法は同じです。

問8

酸素(O₂、分子量32)が32gあるとき、これは何molですか。

(1)0.5 mol
(2)1 mol
(3)2 mol
(4)4 mol

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正解:(2)

mol=質量(g)÷分子量 で求めます。32÷32=1 molです。1molの気体は標準状態(0℃、1気圧)で22.4Lの体積を占めます。molの概念は物化計算の基本中の基本です(→「mol計算と化学量論」)。

問9

灯油(指定数量1,000L)を8,000L、軽油(指定数量1,000L)を3,000L同一場所に貯蔵する場合、指定数量の倍数は10以上になりますか。

(1)8.0倍で10未満
(2)10.0倍でちょうど10
(3)11.0倍で10以上
(4)13.0倍で10以上

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正解:(3)

灯油:8,000÷1,000=8.0、軽油:3,000÷1,000=3.0。合計 8.0+3.0=11.0倍で10以上です。指定数量の倍数が10以上の場合は、保安監督者の選任義務や、より厳しい施設基準が適用されます。

問10

ガソリン(指定数量200L)を300L、灯油(指定数量1,000L)を500L、重油(指定数量2,000L)を2,000L同一場所に貯蔵する場合、指定数量の倍数はいくつですか。

(1)2.0倍
(2)2.5倍
(3)3.0倍
(4)4.0倍

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正解:(3)

ガソリン:300÷200=1.5、灯油:500÷1,000=0.5、重油:2,000÷2,000=1.0。合計 1.5+0.5+1.0=3.0倍です。異なる類・品名の危険物を同一場所に貯蔵する場合は、それぞれの倍数を合算して判定します。

まとめ — 計算問題の攻略ポイント

危険物試験の計算問題は公式を覚えれば確実に得点できるボーナス問題です。

  • 倍数計算 — 品名ごとに「貯蔵量÷指定数量」を計算して合算。指定数量の暗記がカギ
  • 蒸気比重 — 分子量÷29。全ての第4類蒸気は空気より重い(>1)
  • 熱量計算 — Q=mcΔT。単位(g→kg)の変換を忘れずに
  • mol計算 — mol=質量÷分子量。1mol=22.4L(標準状態)

公式の詳しい解説は「計算問題を完全攻略」で確認できます。

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