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「丙種・危険物の性質」ミニテスト10問 — 苦手克服トレーニング

ガソリン・灯油・軽油・重油——区別できますか?

丙種試験の性質は10問出題。ガソリン・灯油・軽油・重油を中心に、引火点・液比重・蒸気比重などの数値が問われます。似たような数字が多くて混乱しがちですが、このミニテストで整理しましょう!

全10問・4択形式です。解答はボタンを押すと表示されます。

問1

ガソリンの引火点として、最も近い値はどれか。

(1)約 -40℃
(2)約 0℃
(3)約 40℃
(4)約 100℃

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正解:(1)約 -40℃

ガソリンの引火点は約-40℃です。常温(約20℃)よりはるかに低いため、冬でも夏でも火を近づければすぐに引火します。だからこそガソリンの取扱いは特に注意が必要です。灯油(40℃以上)や軽油(45℃以上)と比べると桁違いに低い値です(→「引火点・発火点の解説」)。

問2

第4類危険物の共通する性質として、正しいものはどれか。

(1)全て固体である
(2)蒸気比重は空気より軽い(1未満)
(3)引火性があり、蒸気が空気より重い
(4)全て水に溶ける

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正解:(3)引火性があり、蒸気が空気より重い

第4類危険物は全て引火性の「液体」で、蒸気比重は1より大きい(空気より重い)のが共通性質です。蒸気は低いところにたまるので、床面付近に火気があると引火の危険があります。水に溶けないもの(非水溶性)が多いのも特徴です(→「第4類の共通性質」)。

問3

灯油について、正しいものはどれか。

(1)第1石油類に分類される
(2)指定数量は200 Lである
(3)引火点は40℃以上である
(4)液体の色はオレンジ色である

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正解:(3)引火点は40℃以上である

灯油は第2石油類(非水溶性)に分類され、指定数量は1,000 Lです。引火点は40℃以上で、常温では引火しにくいですが、加熱された状態や霧状になると危険です。無色透明の液体で、オレンジ色はガソリン(自動車用)の特徴です(→「第2石油類の解説」)。

問4

軽油について、誤っているものはどれか。

(1)第2石油類(非水溶性)に分類される
(2)引火点は45℃以上である
(3)無色透明の液体である
(4)ディーゼルエンジンの燃料として使用される

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正解:(3)無色透明の液体である

軽油は淡黄色〜淡褐色の液体で、無色透明ではありません。第2石油類(非水溶性)で指定数量は1,000 L、引火点は45℃以上です。ディーゼルエンジンの燃料として広く使用されています。「無色透明」は灯油の特徴です。

問5

重油のA重油・B重油・C重油について、正しいものはどれか。

(1)A重油が最も粘度が高い
(2)C重油が最も引火点が低い
(3)A→B→Cの順に粘度が高くなり、引火点も高くなる
(4)3種類とも引火点は同じである

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正解:(3)A→B→Cの順に粘度が高くなり、引火点も高くなる

重油はA(1種)・B(2種)・C(3種)の3種類があり、A→B→Cの順に粘度が高く(ドロドロに)、引火点も高くなります。重油全体の引火点は60〜150℃の範囲です。A重油が最も流動性が高く、C重油が最も粘度が高いです(→「第3石油類の解説」)。

問6

動植物油類の自然発火について、正しいものはどれか。

(1)ヨウ素価が低い油ほど自然発火しやすい
(2)布にしみ込ませて積み重ねると、酸化熱が蓄積して自然発火することがある
(3)密閉容器に入れておくと自然発火する
(4)動植物油類は自然発火しない

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正解:(2)布にしみ込ませて積み重ねると、酸化熱が蓄積して自然発火することがある

動植物油類(特にアマニ油など)をウエスにしみ込ませて放置すると、空気との接触面が大きくなり、酸化熱が蓄積して自然発火することがあります。ヨウ素価が「高い」油(不飽和脂肪酸が多い)ほど酸化しやすく、自然発火の危険性が高くなります(→「動植物油類とヨウ素価」)。

問7

ガソリンの燃焼範囲として、最も近い値はどれか。

(1)約 0.1〜1.0 vol%
(2)約 1.4〜7.6 vol%
(3)約 10〜50 vol%
(4)約 50〜100 vol%

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正解:(2)約 1.4〜7.6 vol%

ガソリンの燃焼範囲は約1.4〜7.6 vol%です。空気中のガソリン蒸気の濃度がこの範囲内にあるとき、火を近づけると燃焼(爆発)します。下限値が低いほど少量の蒸気でも引火する可能性があり、危険です。

問8

次の危険物のうち、引火点が最も高いものはどれか。

(1)ガソリン
(2)灯油
(3)軽油
(4)重油

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正解:(4)重油

引火点の順番は、ガソリン(約-40℃)< 灯油(40℃以上)< 軽油(45℃以上)< 重油(60〜150℃)です。引火点が高いほど常温での引火の危険性は低くなりますが、加熱されれば引火するので油断は禁物です。

問9

第4石油類について、正しいものはどれか。

(1)指定数量は2,000 Lである
(2)引火点は200℃以上である
(3)代表的な物質にガソリンがある
(4)常温で非常に引火しやすい

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正解:(2)引火点は200℃以上である

第4石油類にはギヤー油・シリンダー油・タービン油などがあり、引火点は200℃以上です。指定数量は6,000 Lです。引火点が高いため常温での危険性は比較的低いですが、加熱されている状態では引火の可能性があります。ガソリンは第1石油類です(→「第1石油類の解説」)。

問10

ガソリンの蒸気比重について、正しいものはどれか。

(1)1より小さい(空気より軽い)
(2)1である(空気と同じ)
(3)3〜4である(空気より重い)
(4)10以上である

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正解:(3)3〜4である(空気より重い)

ガソリンの蒸気比重は3〜4で、空気の3〜4倍の重さがあります。そのため蒸気は低いところにたまり、離れた場所の火源で引火する危険があります。換気は「床面付近」を重点的に行うことが大切です。

まとめ

丙種の性質は、ガソリン・灯油・軽油・重油の4つの数値(引火点・液比重・蒸気比重・指定数量)を正確に覚えるのが攻略のカギです。特に「ガソリンの引火点と発火点」「重油のABC」「動植物油類の自然発火」は頻出テーマ。間違えた問題は解説記事で復習しましょう!

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