当サイトで公開しているミニテストは、全52テーマ・520問です。内訳を科目別に数えると、法令18テーマ、物理学・化学19テーマ、危険物の性質・消火15テーマでした。
「問題が多くて、どこから始めればよいか分からない」という人向けに、公開中の52ページを一つずつ確認し、主な学習目的が重ならないよう3科目へ分類しました。この記事では、問題数の多さを見せるのではなく、自分が受ける試験と弱点に合わせて520問を選ぶための地図として整理します。
先に分かったこと
- 法令は18テーマ・180問で、施設基準と手続きの判別を細かく分けています。
- 物理学・化学は19テーマ・190問で、乙種の基礎から甲種向けの計算まで含みます。
- 性質・消火は15テーマ・150問で、第4類、全6類横断、丙種に分かれます。
- この内訳は当サイトの教材構成であり、実試験の出題頻度を示すものではありません。
52テーマ・520問をどう数えたか
2026年8月8日時点で、WordPressの「ミニテスト」カテゴリに公開されている投稿は53ページです。そのうち1ページはミニテスト一覧なので、問題を掲載するページは52ページです。各ページの本文を確認し、「解答を見る」の欄が10個ずつあることを機械確認しました。
- 問題ページ: 52ページ
- 1ページの問題数: 10問
- 合計: 52ページ × 10問 = 520問
- 問題の位置づけ: 公式過去問の転載ではない、当サイト作成のオリジナル問題
科目の境界にまたがるテーマは、問題を解くときの主な目的で一つだけに分類しました。たとえば「危険物の消火方法」は物理・化学の消火原理とも関係しますが、物質や類に応じた消火の確認が中心なので「性質・消火」に入れています。反対に「燃焼・消火・静電気」は、燃焼の3要素と消火原理を確認するため「物理学・化学」です。
実試験の問題数とは別です
520問は当サイト内の演習総数です。乙種の通常試験が35問、甲種が45問、丙種が25問という公式の試験構成を意味しません。受験区分ごとの科目・問題数は、消防試験研究センターの「試験科目及び問題数」で確認してください。
科目別の内訳は法令18・物化19・性質15
| 主な科目 | テーマ数 | 問題数 |
|---|---|---|
| 危険物に関する法令 | 18 | 180問 |
| 物理学・化学/燃焼・消火 | 19 | 190問 |
| 危険物の性質・消火 | 15 | 150問 |
| 合計 | 52 | 520問 |
割合にすると、法令34.6%、物理学・化学36.5%、性質・消火28.8%です。四捨五入のため合計は99.9%になります。この割合を実試験の配点や出題比率として使わないでください。
法令18テーマは「施設」と「手続き」を分けている
法令180問は、指定数量だけを繰り返す構成ではありません。何を扱う施設か、許可・承認・認可・届出のどれか、誰を選任するかを分けて確認できるようにしています。
| まとまり | テーマ数 | 確認する例 |
|---|---|---|
| 分類・指定数量・数値 | 5 | 6類分類、倍数計算、法定期間 |
| 施設・設備 | 8 | 貯蔵所、給油取扱所、完成検査、消火設備 |
| 資格者・手続き・行政処分 | 4 | 免状、保安3役、届出、使用停止 |
| 貯蔵・運搬・移送 | 1 | 容器、積載、混載、タンクローリー |
最初の一歩には指定数量・倍数計算ミニテスト、施設名が混ざる人には製造所等・保安距離・保有空地ミニテスト、手続きの言葉が混ざる人には届出と許可の判別ミニテストが使えます。丙種を受ける人は、範囲を絞った丙種の法令ミニテストから始められます。
物理学・化学19テーマは基礎と甲種向けを分ける
物理学・化学190問は、用語の確認、計算、甲種向けの発展内容に分かれます。いきなりヘスの法則や電気分解へ進むより、受験区分と現在の理解度に合わせて入口を選ぶほうが迷いません。
| まとまり | テーマ数 | 確認する例 |
|---|---|---|
| 乙種の基礎 | 10 | 三態、熱、酸化還元、pH、有機化合物 |
| 甲種向けの発展 | 7 | mol、ヘス、平衡、電池、結晶、重合 |
| 計算の横断確認 | 1 | 指定数量、蒸気比重、熱量、mol |
| 丙種の燃焼・消火 | 1 | 引火点、静電気、消火原理 |
乙種の基礎なら引火点・発火点・燃焼範囲、計算をまとめて見直すなら危険物の計算問題ミニテストが入口です。甲種受験者は、基礎を確認してからmol計算・化学量論や熱化学・ヘスの法則へ進んでください。
性質・消火15テーマは受験する類から選ぶ
性質・消火150問は、第4類を細かく分けた7テーマ、全6類を扱う7テーマ、丙種向け1テーマです。ここは520問を上から順番に解くより、受験する類を先に決めるほうが効率的です。
| 対象 | テーマ数 | 確認する例 |
|---|---|---|
| 乙4・第4類 | 7 | 水溶性、比重、石油類、個別物質、消火 |
| 第1〜6類・横断 | 7 | 各類の性状、分類、保護液、貯蔵方法 |
| 丙種 | 1 | ガソリン、灯油、軽油、重油 |
乙4なら第4類の石油類分類、別の乙種なら受験する類に対応した第1類・第2類・第3類・第5類・第6類のミニテストを選びます。丙種は丙種の性質ミニテストで、取扱対象となる第4類の一部を確認できます。
受験区分別の使い方
乙4を初めて受ける場合
乙4完全攻略ロードマップで法令、物理学・化学、性質・消火を一通り学び、各科目から1テーマずつ解きます。正答数が低かった科目だけ追加する使い方なら、最初から520問すべてを解く必要はありません。
別の乙種免状を追加する場合
すでに乙種免状を持ち、別の乙種を受ける場合は、条件を満たせば法令と物理・化学が免除されます。科目免除の条件を確認し、受験する類の性質・消火10問から始めます。免除の適用は申請条件によるため、受験案内も確認してください。
甲種を受ける場合
甲種完全攻略ロードマップに沿って、乙種レベルの基礎、甲種向け物理・化学、全6類の性質を分けて確認します。発展7テーマだけを解いても、法令と基礎物化、全6類の確認にはなりません。
丙種を受ける場合
丙種の学習ロードマップから、法令、燃焼・消火、性質の3ページへ進みます。丙種専用の3テーマ30問は入口として使い、誤答した内容を解説記事へ戻します。
10問を「解いて終わり」にしない4つの手順
1. 先に受験科目と確認テーマを決める
一覧を上から解くのではなく、「今日は法令の施設区分を確認する」というように目的を一つ決めます。乙種の通常試験では3科目それぞれに合格基準があるため、得意な科目だけを増やしても、苦手科目の確認にはなりません。
2. 迷った問題にも印を付ける
正解したかだけでなく、「根拠まで説明できた」「二つまで絞った」「偶然当たった」「分からなかった」に分けます。たとえば10問中8問正解でも、3問が推測なら、理解できた問題は5問です。点数と理解度を同じものとして扱わないようにします。
3. 誤答した選択肢の根拠へ戻る
正答番号だけを覚えず、問題ページから対応する解説記事へ戻ります。法令なら「どの施設に、どの条件で適用されるか」、物理学・化学なら「式の単位と使用条件」、性質なら「物質名・状態・濃度などの条件」を確認します。似た言葉を一組ずつ比較すると、別の問題でも判断しやすくなります。
4. 日を空けて同じ10問を解き直す
解説を読んだ直後は、答えを覚えているだけでも正解できます。少し日を空けてもう一度解き、根拠を自分の言葉で説明できるかを確認してください。同じ間違いが残る場合だけ、近いテーマの10問を追加します。
520問すべてを解く必要はありません
問題数は学習量の目安ではありません。受験しない類や免除される科目まで機械的に解くより、自分の試験範囲から始め、誤答に応じて広げるほうが目的が明確です。公式の科目構成と合格基準を確認したうえで、必要なテーマだけを選んでください。
テーマが重なるときの選び方
52テーマには、同じ知識を別の角度から確認する組み合わせがあります。重複を避けるために一方だけを選ぶのではなく、最初は基本テーマ、間違えたら横断テーマという順に使います。
- 指定数量: 数値と倍数の基本は指定数量・倍数計算、法定期間も混ぜて確認するときは数値ミニテスト
- 消火: 燃焼の3要素と消火原理は燃焼・消火・静電気、物質や類に応じた判断は危険物の消火方法
- 比重: 密度と気体の法則は密度・比重・気体の法則、第4類の個別物質は液比重・蒸気比重
- 許可と届出: 言葉の判別は届出と許可、施設の設置から使用開始までの流れは許可・完成検査
この分析で言えること・言えないこと
言えること
- 公開中のテーマ数と問題数
- 教材内の科目別構成
- 受験区分に応じた選び方
- 各テーマの主な学習目的
言えないこと
- 実試験での出題頻度
- 受験者全体の正答率
- テーマごとの客観的な難易度
- 何問解けば合格できるか
実際に出題された問題の一部を確認するときは、消防試験研究センターの公式公開問題を利用してください。入手先と使い方は公式公開問題の使い方、公開された乙4の35問をテーマ別に戻す方法は乙4公式公開35問の分析で整理しています。
まとめ
全52テーマ520問の内訳は、法令18テーマ・180問、物理学・化学19テーマ・190問、性質・消火15テーマ・150問です。これは当サイトの教材構成であり、試験の出題比率ではありません。
まずミニテスト一覧から受験区分に合う3科目を一つずつ選び、誤答した分野だけ追加してください。公式問題で本番の文章と選択肢を確認し、ミニテストは弱点を細かく解き直すために使うと、520問を目的なく順番に解く状態を避けられます。
※当サイトの画像にはAI生成のものが含まれており、実際の機器・器具とは外観が異なる場合があります。問題・解答の内容には細心の注意を払っておりますが、誤りが含まれる可能性があります。学習の参考としてご活用いただき、最終的な確認は公式テキスト・法令等で行ってください。当サイトの情報に基づく判断によって生じた損害について、一切の責任を負いかねます。
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